2010年5月17日月曜日

この1年間を振り返って

ペテルブルグに来てから、早くも1年が過ぎた。この1年間、コンサートに行きまくって(というか、行きすぎ)、いろんな演奏に出会うことができたけれど、中でもインパクトのあったコンサートを挙げておくと、次のようになるかなと(ヘルシンキやザルツブルグで聞いたものは除く)。
  1. ティーレマン指揮、ミュンヘン・フィルによるブルックナーの交響曲第8番(2009年6月1日、マリインスキーコンサートホール)
  2. スペイン国立バレエ団(2009年7月18日、マリインスキー劇場)
  3. ティトフ指揮、サンクトペテルブルグ交響楽団によるシュニトケの交響曲第1番(2009年11月29日、フィルハーモニー大ホール)
  4. ゲルギエフ指揮、マリインスキー劇場管弦楽団によるシチェドリンの歌劇「魅せられた旅人」(2010年1月2日、マリインスキーコンサートホール)
  5. V. ペトレンコ指揮、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団によるマーラーの交響曲第3番(2010年1月10日、フィルハーモニー大ホール)
  6. モスクワ・アート・トリオ(2010年2月21日、サンクトペテルブルグ・カペラ)
1→来て早々にこんなものを聞いてしまったので、すっかりヨーロッパ(ロシアを除く)かぶれになってしまった。
2→とにかくカッコいい!!ついでにヨーロッパかぶれを加速させる。
3→シュニトケの交響曲第1番はサン・ラーもアイヴスも真っ青の怪作。やっとロシアのクラシックに熱狂することができた。
4→やっとゲルギエフの演奏で満足するものに出会えた。この日の演奏だけは文句なし。
5→今のところV. ペトレンコは、ロシアの若手指揮者の中で一番期待できる。タタールニコフも好きだけど。
6→ロシアのジャズは面白い。中でも楽しかったのがこの日の演奏会。もっと日本の人にも聞いてほしい。

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