2010年2月16日火曜日

ソキエフでヴェルディのレクイエム

  • ジュゼッペ・ヴェルディ:レクイエム
トゥガン・ソキエフ指揮、マリインスキー劇場管弦楽団&合唱団、フェルッチョ・フルラネット(バス)ほか
2月16日 マリインスキー・コンサートホール 19:00~


過去ログを見れば一目瞭然だが、私はイタリア・オペラが苦手である。ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、どれもダメ。あの華やかなアリアの世界が苦手。食わず嫌いかもしれないが。

でもヴェルディのレクイエムはちょっと興味があったし(といっても、まともに知っているのは有名な「怒りの日」の冒頭部分だけだけど)、最近話題のソキエフの指揮も、こういう大作でちゃんと聞いてみたかった。以前彼の指揮で「魔笛」を聞いた時は、パッとしなかったけど(ソキエフは本来Сохиевなので、ソヒエフと書いたほうが近い気もすのだが、日本ではソキエフで通っているらしい)。

今日のオーケストラは、ゲルギエフが振っているときによく見るメンバー。つまりマリインスキーの主力。冒頭、緊張感がイマイチ薄いし合唱も荒い気がする。だが音楽が進むにつれ、だんだん充実してきた。ライヴによるあるパターン。特に耳に残ったのは、サンクトゥスとリベラ・メ。特にリベラ・メでは、なぜかほとんど指揮棒を置いて振っていたが、「怒りの日」の再現部など、最初の時よりもエネルギーに満ちていたように感じた。結局ソキエフのついては…、今回も評価は留保。

今日の主役は、広告ではバスのフルラネット。初めて聞く人である。圧倒的な迫力があるというわけではないが、少し甘めの柔らかい印象的な声で、これはこれで存在感があった。

存在感といえば、大太鼓ってこんな大きな音が鳴るのかというぐらい、太鼓が鳴りまくっていた。有名な「怒りの日」など、ほとんど大太鼓協奏曲状態。出番は必ずしも多くないかもしれないが、存在感という点では圧倒的。

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