- ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調「ジュピター」 K.551
- リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲 作品64
アントニ・ヴィト指揮、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団
3月10日 フィルハーモニー大ホール 19:00~
11ヶ月ぶりに帰ってきたペテルブルグ。約2週間滞在予定。
この日は、ネットで評判がいいアントニ・ヴィトがフィルハーモニーの第一オケを振った。でも私は彼のCDを持っていない。実演でも聞いたことがない。さて、どんなものだろうと聞きに行った次第。というか実は、このコンサートに合わせてペテルブルグ入り。
最初はモーツァルトのジュピター。あのお、なんだかチューニングがちゃんとできていない気がするのですが。そうそう、ロシアのオケって大体こういうアバウトなチューニングで済ませているんだ。でもそれが、モーツァルトのような曲には致命的。メリハリを欠いた演奏になってしまった気がする。
一方、リヒャルト・シュトラウスになると、ロシアのオケのパワーが活きてくる。やっぱり金管、よく鳴るよな。これでチューニングをもっとしっかりすれば、もっと音が飛ぶのだろうけど。ただし正直に告白すると、私はこの曲自体があんまり好きじゃないのだ。アルプス登山の一日を描いて、だからどうしたという気になってくる(じゃあ聞きに行くなよ、という話になるのだが)。
結局、ヴィトがどういう指揮者かは、まだ判断しづらい。今度は別のオケ、別の曲で聞いてみたい。
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